現代社会論

豊かで便利な現代社会が、少しづつ歪んできたことは誰でも感じているはずです。この国が世界に対して何を発信し、何を残そうとしているのか、思いのほどをさまざまな側面から書いてみようと考えました。

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グローバル化 7


日本の財政赤字

日本の財政赤字は1000兆円を超えて、国民一人当たり950万円にもなっている。誰だ、いつの間にこんなに借金作った張本人は。

バブル経済崩壊後の不況期に、無駄だ、と何度も主張したのに不況対策と称して公共投資のばらまき、倒産しそうな企業に資金投入した歴代の自民党内閣だ。

このマネーは何処に行ったのか考えてみよう。
もともとバブル経済はアメリカの財政赤字と、日本政府のアメリカ追随政策が原因だったよね。グローバル化で経済の世界に国境は無くなったわけだね。だから、世界のどこかにある多額のマネーをアメリカが使えるようにすることが目的だから、日本が溜め込んだ多額のマネーを吐き出させることで、その目的は達成できるわけだ。日本の財政赤字は、日本のマネーがどこかに散らばっていったことを意味している。アメリカが、日本の懐に手を突っ込んで、現金を持っていったのと同じことなのだ。
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グローバル化 6


バブル経済の原因

なぜ、あのバブル経済が起こったのか。そしてあの崩壊と、それに続く15年の苦しみを忘れる者はいないだろう。きっかけは竹下大蔵大臣のときのG5、ニューヨーク・プラザホテルで決められれたプラザ合意である。あの時、日米貿易摩擦でアメリカから大きな圧力を受けていた。アメリカ財政当局は、すでに書いたようにアメリカに世界中のマネーが集まるようにするためとインフレ抑制のために高金利政策を維持した。そしてドル安政策をとり、貿易を増やして貿易赤字を減らそうと考えた。グローバル化の始まりであった。

その結果、日本は急速な円高が進行し、円高不況の発生が懸念されたために低金利政策がをとった。この低金利政策が、不動産や株式への投機を加速させバブル経済となったのである。

つまり日本のバブル経済はアメリカの高金利政策、ドル安政策の結果で、さらに日本銀行、大蔵省の政策ミスによって引き起こされたものである。

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グローバル化 5


グローバル化に背を向ける日本

ここまで書けば、なぜ日本がグローバル化に背を向けるのか理解できるだろう。グローバル化は日本を豊かにしない。グローバル化はアメリカが世界の強国として地位を確保するための手段だからである。

昨年(平成19年)ブルドック・ソースの株をスティール・パートナーズ社がTOB(株式公開買い付)を行おうとしたとき日本は裁判所も、政府も、財界も、企業も、従業員もこれを拒否した。グローバル化された国際企業の中で、このことは大きな意味がある。本来企業の経営はどこの国の誰が担当しようと、上手に経営できるものがやればよいことなのである。日産自動車はルノーが経営しているし、コロンビア映画はソニーが経営しているのだ。それだからと言って、日産がフランスの自動車会社で、コロンビア映画が日本の映画会社だとは誰も思わない。ブルドックのように優良企業で株価の安い企業は、もっと経営の上手な経営者に任せたなら、株価も上がり国際的な企業に成長できるのだ。でも、日本はそれを拒否した。スティール社は、その決定を信じられない表情で聞いていた。

それ以降、外資は日本をパスするようになった。ジャパン・パッシングである。日本経済は外資で潤っている。外資が入らなければ日本の成長は低いものになってしまう。実際現在はそうなっている。でも日本はグローバル化を受け入れたくないのである。グローバル化は日本的経営システムを破壊する。日本的アイデンティティを失わせる。だから、第二の「鎖国」とも受け取れる方法をはじめた。小泉首相が改革路線でグローバル化を推し進めることに全力を投入した。福田首相は政策的に反小泉であることがはっきりした。間にはさまった安倍首相は、お腹が痛くなって首相を辞めた理由はその辺にある。

日本は本当にグローバル化を受け入れないのだろうか。グローバル化を受け入れない日本は、世界から孤立し低成長経済を甘受しなければならない。
でも最後の勝者は誰になるかわからない。
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グローバル化 4


日本とアメリカと中国

日本がアメリカ相手に毎年1000億ドルの貿易黒字を増やし、そのマネーが日本に入らずに、アメリカに還流していることは前に書いた。

日本人が一生懸命に働いて得たマネーが、すべてアメリカのために使われていることに日本も何も対策を立てなかったわけではない。アメリカを日本だけで支えられるわけがない。そこで考えられたのが中国をもう一方の支え手にすることであった。アメリカは日本から製品を購入するのではなく中国から購入することにした。その中国製品の心臓部ともいう基本部品は日本製である。そこで貿易関係が入れ替わった。日本は中国に機械部品を売る。中国は完成品をアメリカに売るのである。こうして日本の最大の貿易相手国は中国になった。アメリカの最大の貿易相手国は中国になったのである。こうして中国は経済の繁栄と引き換えに、アメリカ経済を支えるもう一本の柱になったのである。

現在日本とアメリカの資金量を確認しておこう。
アメリカの負債総額は1,000兆円を超えた。
日本の外貨準備高は100兆円(85%がアメリカの証券) 対外純資産は200兆円
日本の負債総額は1,200兆円(国民一人当たり950万円)
中国の外貨準備高も100兆円で日本を追い越したようだ。
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グローバル化 3


日本マネー

日本の貿易黒字によるマネーは、アメリカに投資している。つまり、日本は毎年1000億ドルにもなった、貿易黒字の資金は日本国内には入ってこなくて、すべてアメリカに行ってしまった。日本人が一生懸命働いて、貯めたお金はアメリカ人のために使われている。日本の政府は毎年たくさんのアメリカ政府発行の国債を購入し、アメリカ経済を支えてきた。もし、アメリカの経済が悪化したら、一番のお得意さんであるアメリカは日本製品を買ってくれなくなる。そうしたら日本の経済は大不況になってしまうからである。

もし、日本がアメリカに投資したマネーを回収したとすると、どうなるのか。アメリカの株が暴落して世界不況になる。日本はその責任を負うことが出来ない。もし回収したとしても日本は大インフレーションになるだけである。アメリカは借金国だからインフレーションになれば、借金が目減りして喜ぶだけである。ドル紙幣を大量に印刷して日本に返せば済むことなのだ。つまり日本はアメリカに投資した資金を引き上げることは出来ないのだ。名目的な経済大国、金持ちの国、日本なのだ。だから私達は世界第2位の経済大国といいながら、実際には世界で25番目くらいの生活しかしていないのだ。世界第2位の経済大国の国民は、自宅にプール、クルーザーは1・2台所有、別荘も何箇所かなければおかしい。

グローバル化、第1弾は完全に日本の負けであった。
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